研修事業
研修事業の事例
1.『高齢者に対するソーシャルワークのサービスモデルと実践』訪日研修団の受入
JCSTは2019年9月に、杭州市民政局から派遣された19名の市内各区のコミュニティ責任者からなる研修団を受け入れ、地方自治体や財団法人、福祉施設、町内会などへの訪問交流、担当職員や専門家、学者、施設経営者などによる講座を実施し、高齢者に対する福祉介護制度、行政サービス、地域社会での支援、介護施設の運営、NPO活動などについて、14日間で研修を行いました。
2.『水稲栽培』訪日研修団の受入
JCSTは2019年9月に、重慶市農業科学院の研究員7名からなる訪日研修団を受け入れ、農業研究機関や水稲栽培基地、地方農業組合の穀物の貯蔵施設への訪問交流、農水省の研究専門官や研究員、専門家などによる講座を実施し、日本の水稲生産と米産業の発展現状、エコ農業(水稲)技術、穀物の貯蔵・精米加工、水稲の育種栽培などについて、14日間で研修を行いました。
3.『電子政府』訪日研修団の受入
中国国務院弁公庁から派遣された研修団で2019年10月に訪日、局長級・課長級がメインとなる21名の国家公務員からなる。
管掌省庁や地方自治体、研究機関、大学などへの訪問・交流、行政官・専門家・学者などによる講座を実施し、日本における電子政府システムの構築・推進、中央省庁や地方自治体による運用状況、関係政策法規、管理体制、評価方法、情報やデータの共有、セキュリティなどについて、18日間で視察や研修を行いました。
4.『科学技術イノベーションの戦略的思考と管理能力の向上』訪日研修団の受入
中国科学技術部弁公庁から派遣された研修団で2019年11月に訪日、課長級以上の国家公務員がメインとなる12名であった。
関係省庁や公的機関、研究機関、大学などへの訪問、行政官・専門家・学者などによる講座を実施し、「日本での科学技術開発による産業変革への影響」、「日本の国家科学技術戦略計画」、「日本での産学研総合的発展の推進に関する政策と効果」、「日本での国家戦略としての研究の推進と支持」といったテーマをめぐって、3週間ほど研修を行いました。
5.『農村振興の経験とモデル』訪日研修団の受入
中国国家発展改革委員会から派遣された研修団で2019年12月に訪日、国家や各省・市の発改委で農村経済を担当する国家・地方公務員14名からなり、課長級がメインであった。
農業関係の政府機関や公的研究機関、教育機関、施設などへの訪問交流、政府機関担当職員や専門家、学者、施設経営者などによる講座を実施し、日本の農業循環経済・農地制度・農業構造改革・農業人材の育成確保・地域活性化などについて、14日間で研修や視察を行いました。
6.『新旧発展推進力の転換と高品質発展』訪日研修団の受入
済南市委組織部から派遣された、済南市の各政府機関の課長級職員18名からなる研修団で、2019年12月に訪日した。地方自治体や大学、産業関連施設などへの訪問・視察、専門家や学者などによる講座を実施し、最新技術の研究状況、産業の発展状況、地方での産業振興・支援などについて、10日間で研修・視察を行いました。
7.『総合交通運輸システムにおける公路及び都市道路の応用』訪日研修団の受入
済南市城郷交通運輸局から派遣された、当該局及び管轄機関の中級職18名からなる研修団で、2020年1月に訪日した。地方自治体の関係部署や関係団体、高速道路管制センター、交通管制センターなどへの訪問・視察、専門家や学者による講座を実施し、日本の都市道路計画・建設、都市道路の整備と総合交通ハブの建設、交通インフラの整備と発展状況、大規模道路・橋梁の建設などについて、10日間で研修を行いました。